【ウズベキスタン旅行記】治安と安全対策など|女性・子連れ旅行者が知るべきポイント

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ayafortuna

普段は仕事と家事育児をしながら、でも、長期休暇には家族での海外旅行を楽しむライター。これまでに20カ国程を旅し、子連れならではの発見や困った経験を重ねてきました。『子供がいても旅行を楽しめる!』をモットーに、実体験をもとに役立つ情報をお届けしています。特に子供の年齢に合わせた観光プランや、現地での過ごし方のコツをご紹介。旅を通じて子供たちの世界が広がる瞬間を大切にしています。

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アジア

「ウズベキスタンへの旅行を検討しているけど、治安が心配…」「女性だけや、子供を連れての旅行だから、安全対策を知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

ウズベキスタンは魅力的な旅行先ですが、イスラム圏の国ということもあり、旅行前には治安情報や現地の習慣をしっかりと確認しておくと安心です。

この記事では、ウズベキスタン旅行を計画中の女性連れの方に向けて、現地の治安状況安全対策服装言語トイレ事情などの旅行前に知っておくべき重要ポイントを詳しく解説します。

安心で楽しいウズベキスタン旅行のために、ぜひ参考にしてください。

ウズベキスタンの治安は大丈夫?一人旅や女性旅行者の注意点

ウズベキスタンの治安状況や、女性旅行者の服装での注意点などについて紹介します。

ウズベキスタンの全般的な治安状況~都市部と国境付近の治安の違い~

ウズベキスタンは、中央アジアの国の中では比較的治安が良く、欧米やアジアなどから観光客が多く訪問している国です。

特に、主要な観光都市であるタシケントやサマルカンドやブハラ、ヒヴァなどは、治安が安定しており、旅行者が犯罪に巻き込まれるケースは少ないです。

もちろん犯罪が無いというわけではなく、人が多いエリアなどではスリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要ですが、貴重品管理に注意しておけばそれほど心配はありません。

ただし、国境付近は外務省の危険度レベル3になっており、危険なエリアです。

通常の旅行を検討されている方は、国境付近にわざわざ行くことはないので特に大きなリスクではありません。

一人旅や女性旅行者の安全対策

宿泊施設選び

ウズベキスタンを一人旅女性だけ、子連れ家族で旅行する際は、宿泊施設は、評判の良いホテルや大通り沿いの明るい場所にあるホテルを選ぶことをおすすめします。

ゲストハウスなどの小規模な宿泊施設では、セキュリティや衛生面での不安があります。

なるべく公共交通機関などに近いエリアや、タクシーに乗車しやすい場所だとより安心して過ごせるでしょう。

管理人
管理人

サマルカンド滞在中に断水があり、観光地のカフェやレストランのトイレが使用できず有料の公衆トイレを利用することがありました。

幸いなことに、そのエリアのグレードの高いホテルだったため貯水槽があり、ホテルでの生活は全く支障がありませんでした。

停電などもあるそうなので、少しグレードの高いホテルに滞在されると安心して過ごせるかと思います。

移動手段

女性一人タクシー電車を利用している観光客も多くいます。

タクシーを利用する場合は、ホテルの手配してくれたタクシーや、タクシー配車アプリなどを利用し、料金を事前に確認することが重要です。

流しのタクシーや、観光地や鉄道駅で声をかけてくるぼったくりタクシーに注意してください

管理人
管理人

タシケントランドから流しのタクシーに乗った際に、通常の2倍近い料金でぼったくられました。

物価が安く、タクシーの運賃も安いのでそれほど困りはしませんが、タクシー配車アプリを利用するのがトラブルもストレスもなく過ごせると思います。

ウズベキスタン旅行で知っておきたい現地の安全対策

女性一人での観光

ウズベキスタンには欧米やアジア、日本から女性一人で旅行に来られる方もたくさんおり、観光もそれほど心配なく楽しめます。

ただ、夜間の一人歩きや、観光地から離れた人通りのないエリアは避けた方が良いでしょう。

管理人
管理人

実際は、サマルカンドやタシケントの観光地の大通りでは、夜間でも女性一人で歩かれている方も見かけました。

個人的には、ウズベキスタンやイスラム圏の国に限らず、日本でも夜間や路地の一人歩きが危ないのと同じように、歩く道や時間に注意されればよいかと思います。

女性の服装の注意点

イスラム圏の国では、肌の露出は最小限に抑え、ノースリーブやショートパンツ、ミニスカートなどは避けた方が良いということになっています。

しかし実際は、観光客の女性はあまり気にせずノースリーブやミニスカートなど普段の服装で過ごされている方もいます。

ただし、モスクメドレセに入る際はスカーフで髪を隠すことを求められますので注意してください。

管理人
管理人

2024年GWに行った際は、半袖に日焼け対策で薄手のカーディガンを羽織ったりしていたので、日本の普段の服装で過ごして全く問題ありませんでした。

モスクで使用する用のスカーフも、現地で初日に購入しましたが、観光地のモスクには入り口に貸し出し用のスカーフが常設してあるので、わざわざ購入しなくてもよかったなと正直思いました。

アルコールの扱い

アルコールは、一部のレストランやホテルでは提供されていますが、基本的にはイスラム教の教えによりすべての飲食店で提供されている訳ではありません

アルコールを楽しみたい際は外資系ホテルにあるレストランに行くといいでしょう。

ビールやワイン、日本酒まで様々な種類のアルコールが提供されています。

ウズベキスタンの言語事情と英語が通じる場所

ウズベキスタンでは英語がどれくらい利用できるかを解説していきます。

ウズベキスタンの公用語と主要言語

ウズベキスタンの公用語ウズベク語です。

ロシア語も広く使用されており、旧ソ連時代の影響からかメニューや標識などにも多いです。

一方、英語の普及率はそれほど高くありません

英語が通じる場所と状況

ホテルやレストランでの英語対応

観光地のホテルレストラン大きな鉄道駅では、英語を話すスタッフがいることが多いです。

メニュー看板にも英語表記がされていることが一般的です。

ただし、流ちょうに英語を話せるスタッフは限られているため、簡単な英語でゆっくり話すことが大切です。

管理人
管理人

ウズベキスタンは親日家が多くいるので、観光地では日本語を話せる方が意外と多くびっくりしました。

観光地での英語表記や案内

主要な観光スポットでは、英語案内表記音声ガイドが用意されていることがあります。

しかし、地方都市郊外では、英語表記や英語を話せるスタッフは限られています

簡単なロシア語やウズベク語のフレーズを覚えておくと、コミュニケーションがスムーズになるでしょう。

路上や市場など、一般の人々とのコミュニケーションでは、英語はほとんど通じません

スマートフォンで翻訳アプリを活用することで、シンプルな意思疎通は可能です。

ウズベキスタン旅行でのトイレ事情と注意点

ウズベキスタンのトイレ事情について解説していきます。

ウズベキスタンのトイレ事情

和式トイレと洋式トイレの割合

ウズベキスタンの都市部では、ホテルやレストラン、観光施設のトイレは比較的清潔で、洋式トイレが主流です。

駅のトイレも無料で比較的清潔なことがほとんどでした。

しかし、公共トイレ郊外では、和式トイレも多く、水が流れないなどの衛生状態が悪いこともあります。

トイレットペーパーの有無

観光地などではトイレットペーパーの備え付けがないことも多いため、常にティッシュペーパーウェットティッシュを持ち歩くことをおすすめします。

また、断水手洗いが出来ない際は、ペットボトルの水を使用するか、ウェットティッシュハンドジェルで代用しましょう。

まとめ

ウズベキスタン旅行を安全に楽しむためには、治安状況や現地の習慣、言語事情などを十分に理解し、適切な対策を講じることが重要です。

この記事を参考に、安全で充実したウズベキスタン旅行を実現させてください。

中央アジアの歴史と文化、美しい建築と自然、そして親切な現地の人々との交流は、きっと皆さんの旅を最高の思い出にしてくれるはずです。

ウズベキスタンの魅力を心ゆくまでお楽しみください!

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