子連れ旅行で特に大変なのが、移動時間中に子供を静かに座らせておくことや、待ち時間を落ち着いて過ごさせることです。
そんな中で、「本当に助かった!」と感じたアイテムの一つが子供用ヘッドホンです。
この記事では、ヘッドホンを使用して良かった点や、購入時に考慮したポイントについてご紹介します。
ヘッドホンを購入した理由
子供用ヘッドホンを購入したきっかけは、2歳の子供と一緒に行った海外旅行です。
特に、イタリアへの10時間超えの長時間フライトを乗り切るために必要性を感じました。
それまでは、国内や近場の韓国・台湾へのフライト経験があり、1歳頃までは次のような対策で対応していました。
- 飛行機に乗る前にたっぷり遊ばせて、昼寝を調整
- 機内ではミルクや食事を与えて、満腹にして寝かしつけ
しかし、2歳になるとこの作戦は通用しなくなってきて、飛行機の中でも元気いっぱいで、なかなか寝てくれません。
さらに、シートベルトを外そうとしたり、シートベルトからすり抜けたり、席の上に立とうとしたりと、目が離せない状態が続きました。
眠らない2歳児とのフライトをどう乗り切る?
長時間のフライトでは、親の忍耐力が試されます。
とはいえ、少しでも快適に過ごせるように工夫することが大切です。
また、フライト中にもう一つの大きな課題がありました。

10時間のフライトで時差のある国へのフライト。
親だって寝たい!
ずっと子供を見ているのは大変ですし、少しでも休息を取りたいというのが本音です。
普段はあまりYouTubeやテレビを見せない方針でしたが、旅行中の限られた時間だけでも動画の力を借りることにしました。
機内では子供向けの映画やアニメが用意されており、機内エンターテイメントを活用できる点は便利です。
しかし、そこで問題になったのが機内で配布されるイヤホンは大人用で子供にはフィットしないということでした。
そこで、子供用ヘッドホンを購入することに決めました。
ヘッドホンを選ぶ際に重視した5つのポイント
ここからは、購入の際に検討した5つのポイントについてご紹介します。
1. 価格はリーズナブルなものを選ぶ
子供が壊したり、旅行中に紛失するリスクを考え、高価なものではなく手頃な価格のものを選びました。
さらに、子供が気に入らず使わない可能性も考慮し、コストを抑えることを意識しました。
2. 子供サイズにフィットするものを選ぶ
ヘッドホンが大きすぎると、装着感が悪く、子供が嫌がる可能性があります。
そのため、子供の頭のサイズに合ったものを選びました。
3. コンパクトに収納できるものを選ぶ
旅行用として持ち運びやすいことも重要なポイントでした。
使わないときにコンパクトに収納できる折りたたみ式のヘッドホンを選ぶことで、荷物を少なくする工夫をしました。
4. 子供が気に入るデザイン・色を選ぶ
ヘッドホンを購入しても、子供が気に入らなければ使ってくれません。
そのため、子供の好きな色やデザインのものを選び、喜んでつけてくれる工夫をしました。
5. コード付きのヘッドホンを選ぶ
機内で最新の映画やアニメを視聴する場合、ワイヤレスヘッドホンでは接続できないことがあります。
そのため、機内エンターテイメントにも対応できるように、有線のヘッドホンを選びました。
我が家が選んだ子供用ヘッドホン
子連れ旅行を快適にするために、我が家が購入したのが「SIMOLIO 子供用ヘッドホン」です。

SIMOLIO 子供用ヘッドホンの魅力
このヘッドホンを選んでよかった点をいくつかご紹介します。
- 快適な装着感:耳当て部分がフカフカで、長時間つけていても痛がることがありません。
- リーズナブルな価格:3,000円以下で購入でき、コスパも抜群です。
- 音質の良さ:動画資料に問題のない音質す。
- 音量制限機能付き:最大85dBまでの制限があり、子供の耳を守れるのが安心です。
- インラインマイク搭載:ハンズフリーで通話ができるので、将来的にオンライン学習などにも活用できます。
- コンパクトに折りたためる:旅行時に持ち運びやすく、収納にも困りません。
- 共有ジャック機能:別のヘッドホンを直接つなげば、家族や友達と一緒に同じ音声を楽しむことができます(最大4台まで)。
実際に使ってみた感想
正直、「もし気に入らなかったらどうしよう…」と不安でしたが、子供はすぐに気に入り、問題なく使い続けています。
特に長時間の移動では、1~2時間つけていても耳が痛くならず、クッション性にも優れていると感じました。
また、思った以上に伸縮性があり、大人でも装着可能。
これなら成長しても長く使えそうです。
購入から約2年経ちましたが、今も問題なく使用できており、耐久性も申し分ありません。
音漏れもほとんどなく、周囲の迷惑を気にする必要がないのも嬉しいポイントです。
ただし、有線タイプなので、時々コードが邪魔に感じることも。
次回買い替えるなら、ワイヤレスタイプも検討したいと思っています。
マイク機能の使用感
マイクは一度試しただけですが、普通に会話する分には問題ありません。
ただ、高性能なマイクを求めるなら、専用のものを選ぶ方がいいかもしれません。
今後、オンライン英会話やビデオ通話を頻繁にする際には買い替えを検討します。
安心の音量制限機能
私がこのヘッドホンで最も気に入ったのが「音量制限機能」。
最大音量を85dBまでに抑えることで、子供の耳を守ってくれます。
親が常に音量をチェックする必要がないのは、とても助かります。
カラー展開も豊富なので、お子さんの好きな色を選べるのも嬉しいポイントです。
その他のおすすめ子供用ヘッドホン
ヘッドホン選びで迷った際に検討した、他のおすすめモデルもご紹介します。
Belkin 子供用ワイヤレスヘッドホン
- 有線・無線の両方で使用可能
- 音量制限機能付き
- スタイリッシュなデザイン
- カラーバリエーションが豊富(ピンク・水色・白 など)

JBL 子供向けBluetoothワイヤレスヘッドホン
- 高品質スピーカーで有名なJBL製
- ワイヤレスタイプでコードの煩わしさがない
- 有線タイプ(JR310)もあり

ヘッドホンを使って旅行はどう変わった?
実際にヘッドホンを使った結果、長時間フライトが格段に楽になりました!
イタリアへの約10時間のフライトでは、食事と睡眠・シール遊びなど以外の時間は動画を視聴。
普段はあまり動画を見せないようにしていますが、このときばかりは特別ルールとしました。
おかげで、息子は静かに過ごしてくれて、親も交代で休むことができ旅行を楽しく過ごせました。
息子も普段見られない動画を楽しめて、大満足だったようで、帰国後もしばらく「飛行機に乗ったら、クマさん(好きなアニメ)見る!」と話していたほどです。
長時間の移動を少しでも快適にするために、子供用ヘッドホンは本当におすすめのアイテム。
特に、旅行中の静かな時間を確保したい方には、ぜひ試してみてほしいアイテムです!
まとめ
子連れ旅行では、移動時間の過ごし方が大きな課題になりますが、適切なヘッドホンを用意することで、子どもも親も快適に過ごせるようになります。
特に、音量制限機能がついた子供用ヘッドホンを選ぶことで、安心して動画を視聴させることができ、長時間のフライトや移動時間のストレスを大幅に軽減できます。
今回ご紹介した 「SIMOLIO 子供用ヘッドホン」 は、音質や装着感、耐久性のバランスが取れたアイテムで、2年以上問題なく使用できています。
これから子連れ旅行を計画している方は、お子様に合ったヘッドホンをぜひ検討してみてください。
旅行中のちょっとした工夫で、親も子どももより楽しく快適に過ごせます。
快適な旅のために、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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