【ウズベキスタン旅行記】子連れ観光の不安解消!実際の治安状況や観光のベストシーズン、おすすめスポット4選と専属ドライバーの手配方法

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ayafortuna

普段は仕事と家事育児をしながら、でも、長期休暇には家族での海外旅行を楽しむライター。これまでに20カ国程を旅し、子連れならではの発見や困った経験を重ねてきました。『子供がいても旅行を楽しめる!』をモットーに、実体験をもとに役立つ情報をお届けしています。特に子供の年齢に合わせた観光プランや、現地での過ごし方のコツをご紹介。旅を通じて子供たちの世界が広がる瞬間を大切にしています。

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アジア

「ウズベキスタンに子どもと一緒に行きたいけど、治安は大丈夫?」「そもそも、どの季節に行くべき?」「現地での移動は安全に出来る?」「子どもと楽しめる観光スポットはあるのだろうか」と、子連れで旅行を検討している方は不安を抱えているかもしれません。

実は、ウズベキスタンは過ごしやすい時期を選び専属ドライバーや現地ガイドを活用することで、子連れで観光を十分に楽しめる国です。

治安も良好で、専属ドライバーや現地ガイドのサービスも充実しています。

この記事では、ウズベキスタンの治安状況や観光のベストシーズンと、子どもと楽しめる観光スポット4選と、現地での移動に便利な専属ドライバーや現地ガイドの手配方法をご紹介します。

子どもと楽しめるウズベキスタンのおすすめ観光スポット4選
 1. チョルスーバザール
 2. タシケント地下鉄
 3. レギスタン広場
 4. グリ・アミール廟

専属ドライバーや現地ガイドの手配方法 

ウズベキスタンの治安状況|子ども連れ観光は安全?

近年、ウズベキスタンは中央アジアの観光大国として注目を集めています。

特に最近は、治安の良さと観光インフラの整備が評価され、女性の一人旅家族連れの旅行者が急増しています。

外務省の安全情報でも、主要観光地は「十分な安全措置を講じた上で渡航」というレベルに位置付けられており、適切な準備があれば子ども連れでも安心して観光を楽しめる国です。

ウズベキスタンの一般的な治安レベル

ウズベキスタンの治安状況は、実は多くの日本人が想像するよりもはるかに良好です。

特筆すべきは、地元の人々の外国人観光客、とりわけ子どもに対する温かい態度です。

イスラム文化圏特有の家族を大切にする価値観が、子ども連れの観光客への丁寧な対応につながっています。

管理人
管理人

現地で日本人観光客を見かけましたが、子連れの親子や女性2人組、女性の1人旅の方も観光を楽しまれていて、ウズベキスタンの治安の良さを実感しました!

また、2歳の息子のおむつ替えが必要になり困っていた際、モスクや鉄道博物館の事務用の部屋を貸していただき、現地の方の優しい対応に感動しました。

宿泊施設選びのポイント

子ども連れ旅行で最も重要となるのが、安全な宿泊施設の選択です。

タシケントやサマルカンドなどの主要都市では、国際的なホテルチェーンが続々と進出しており、日本と変わらない水準の清潔感のある空間と十分なサービスやセキュリティが整っています。

観光名所へのアクセスが良く、かつ夜間も明るい大通り沿いのホテルを選ぶことで、より安全な滞在が可能です。

飲み物の注意点

治安面と並んで重要なのが、衛生面での注意です。

どんな高級ホテルであっても、ウズベキスタンの水道水は直接飲用には適さないため、必ずミネラルウォーターを利用する必要があります。

幸いなことに、主要観光地ではミネラルウォーターが広く流通しており、入手に困ることはありません。

ウズベキスタン観光のベストシーズン|季節別の気候と服装

ウズベキスタンの気候は、大陸性気候の特徴を持ち、季節によって大きく変化します。

子ども連れ観光を計画する際は、この気候の特性を十分に理解することが、快適な旅行の実現につながります。

ウズベキスタンの気候の特徴

ウズベキスタンの気候は、四季がはっきりとしているものの、日本とは大きく異なります。

特に湿度が低く、昼夜の寒暖差が大きいことが特徴です。

子ども連れ観光では、この気候の特性に合わせた準備が必要です。

月別の気温と天候の変化

春季(3月~5月)秋季(9月~11月)は、気温は15度から25度の間で推移し、湿度も適度なため、快適に過ごせる時期です。

この時期は気温が安定し、降水量も少なくなります。

ただし、夜間は冷え込むことがあるため、上着の準備が必要です。

夏季(6月~8月)は、気温が30度を超え、日中は40度近くまで上昇することもあります。

ただし、湿度が低いため、日陰に入れば比較的過ごしやすく感じられます。

この時期は早朝と夕方以降の観光がおすすめです。

冬季(12月~2月)は、気温が0度前後まで下がり、特に夜間は氷点下になることもあります。

ただし、晴天が多く、乾燥しているため、防寒対策さえしっかりしていれば観光は可能です。

子ども連れに最適な観光シーズン

子ども連れ観光のベストシーズンは、春と秋です。

具体的には、4月中旬から5月下旬、そして9月中旬から10月下旬がおすすめです。

この時期は、気温が安定し、屋外での観光も快適に楽しめます

季節別の持ち物と服装ガイド

春秋のベストシーズンには、日本の秋物程度の服装が適しています

昼夜の寒暖差が大きいため、重ね着できる服装がおすすめです。

特に子ども用の上着は必須アイテムです。

持ち物としては、乾燥対策用の保湿クリームやリップクリーム、帽子やサングラスなどの日よけグッズが重要です。

また、子ども用の日焼け止めクリームは現地での入手が困難なため、日本から持参することをおすすめします。

子どもと楽しめるウズベキスタンのおすすめ観光スポット4選

世界遺産の宝庫であるウズベキスタンには、子どもの知的好奇心を刺激する観光スポットが数多く存在します。

ここでは、実際の家族旅行者の経験をもとに、子ども連れで訪れやすく、かつ教育的価値の高いスポットを厳選してご紹介します。

タシケント観光スポット

首都タシケントは、近代的な街並みと伝統が調和する街です。

子ども連れ観光の拠点として充実していて、医療施設や日本食レストランも多く、安心して滞在できます。

1.チョルスーバザール

(引用:ウズベクスカイ)

ウズベキスタン最大規模を誇るチョルスーバザールは、子どもにとって五感で中央アジアの文化を体験できる絶好の場所です。

100年以上の歴史を持つドーム型の建物内には、色とりどりのスパイスやドライフルーツが山積みされ、まるで異国の世界に迷い込んだような感覚を味わえます。

商人たちは子ども連れの観光客に対して特に親切で、果物やナッツの試食を勧めてくれることもあります。

子どもたちは様々な香辛料の香りや、見たことのない果物との出会いを通じて、自然と異文化への興味を深めていくことができます

管理人
管理人

山積みのスパイスやドライフルーツ等は圧巻です!私は色々なナッツの試食をして楽しみました。

他にも野菜やフルーツ、お肉屋お惣菜など様々な商品が販売されていました。

人が多かったので、小さな子供は抱っこで観光する方が良いかと思います。

2.タシケント地下鉄

(引用:ウズベクスカイ)

タシケント地下鉄は、中央アジアで最も美しい地下鉄として知られています。

近年は写真撮影が解禁され、まるで美術館のような駅舎内部を存分に撮影できるようになりました。

各駅がテーマ性のある装飾で彩られており、子どもたちは駅巡りそのものを楽しむことができます

地下鉄の利用自体が一つのアトラクションとなり、移動時間も楽しい思い出となること間違いなしです。

管理人
管理人

地下鉄の駅ごとに違ったテーマのデザインになっており、少し時間に余裕があるときは、あえて地下鉄を利用して駅の観光を楽しみました。

プラットホームの天井や壁だけではなく、床や改札に向かう通路も装飾で飾られていて美術館を歩いているような感覚でした。

日差しが暑い日中も、地下の涼しい空間で子供とモザイクタイルや装飾を観て楽しむのもおすすめです。

サマルカンド観光スポット

3.レギスタン広場

ウズベキスタン観光のハイライトとも言えるレギスタン広場は、子ども連れでもゆっくりと楽しめる空間です。

3つのマドラサ(イスラム神学校)に囲まれた広大な広場は、子どもたちが安心して走り回れる空間となっています。

特に夕暮れ時から始まるライトアップは必見です。

昼間とは異なる幻想的な雰囲気に、子どもたちも目を輝かせます。

広場内には休憩スペースも十分に設けられており、適度な休憩を取りながら観光を楽しめます。

管理人
管理人

GWは観光のハイシーズンで人が多かったので、早朝で人が少ない時間に行くと子連れでの観光でもゆったり楽しめました。

夕方からのライトアップも幻想的でフォトジェニックなので、おすすめです!

4.グリ・アミール廟

ティムール帝の霊廟であるグリ・アミール廟は、イスラム建築の美しさを子どもたちに伝えるのに最適なスポットです。

内部の装飾は特に見事で、子どもたちも金と青のコントラスト鳥や星をかたどったデザインに目を奪われます。

所要時間も30分から40分程度と、子どもの集中力が続く時間で見学を終えられます。

管理人
管理人

階段がとにかく多いので、ベビーカーではなく抱っこ紐での観光をお勧めします。

観光途中に疲れてもベンチがあるので、水分補給をして休憩しながら観光を楽しめました。

ウズベキスタンでの移動手段|専属ドライバーの選び方と料金相場

子連れでの移動には、専属ドライバーを手配して観光するのがおすすめです。

ここでは、実際の経験をもとに、専属ドライバーを利用するメリット価格の相場手配方法などをご紹介します。

子ども連れ観光での活用ポイント

ウズベキスタンでの移動手段として、特に子ども連れ観光で重宝するのが専属ドライバーの利用です。

専属ドライバーの最大のメリットは、子ども連れならではの急な予定変更にも柔軟に対応してくれることです。

例えば、子どもの体調不良時の急な病院への立ち寄りや、予定外のお手洗い休憩なども、臨機応変に対応してもらえます。

また、車内には必ずエアコンが完備されており、暑さ対策も万全です。

多くのドライバーは、観光客の対応経験が豊富で、子どもの年齢に合わせた休憩ポイントや、写真スポットなども提案してくれます。

最近では、日本語が話せるドライバーも増加しており、言語面での不安も解消されつつあります。

料金相場と予約方法

2024年現在の料金相場は、以下のような形で推移しています。

市内観光であれば1日70ドルから150ドル程度が一般的です。

予約は、オンライン予約サイト、現地旅行会社、ホテル経由など、複数の方法から選択が可能です。

その他の移動手段との比較

専属ドライバー以外の移動手段としては、タクシーや電車、路線バスなどがありますが、それぞれに特徴があります。

タクシーは手軽で料金も安価ですが、子ども連れ観光では注意が必要です。

一般のタクシーでは、ドライバーとのコミュニケーションに言語の壁があります。

ただし、最近では配車アプリ「Yandex.Taxi」が普及しており、事前に行き先を入力でき、いくらかかるか料金が表示されるため、言語の問題は軽減されています

電車での都市間移動は、特に高速鉄道「アフラシャブ号」が快適です。

タシケント~サマルカンド間は約2時間で結ばれ、車内は清潔で設備も整っています

ただし、駅までの移動や、大きな荷物の運搬など、子ども連れならではの課題もあります。

おすすめの専属ドライバー手配サービス

2024年現在、特に評価の高い専属ドライバー手配サービスをご紹介します。

「SRPトラベル」は、日本語対応も可能で、事前のメール相談にも丁寧に対応してくれます。

現地ガイド通訳の手配も可能なので、車を使わず1日家族のペースに合わせて観光をサポートしてもらうことも出来ます。

サマルカンド旧市街で経営されているカフェ兼レストランの「Ikat Boutiques Cafe & Restaurant」に行くと日本語が話せるスタッフがいるため、一度行ってみるのもお勧めです。

子供が急遽病院にかからないといけなくなり、病院までの送迎と通訳を手配していただき本当に助かりました。

医師や薬剤師とも通訳の方を通じてしっかり話が出来たので、安心して観光を続けることが出来ました。

他にも「ウズベクフレンズ」や「株式会社MINAMIN」などがあります。

このように、専属ドライバーを上手に活用することで、子ども連れでのウズベキスタン観光がより安全で快適なものとなります。

現地の交通事情に精通したドライバーと共に、思い出深い家族旅行を実現しましょう。

まとめ

以上、ウズベキスタンの子ども連れ観光についてご紹介してきました。

治安面での不安や現地での移動手段、そして子どもの体調管理など、様々な心配事があるかもしれません。

しかし、適切な季節の選択と、信頼できる専属ドライバーの活用、そして子ども目線に立った観光プランを組むことで、充実した家族旅行が実現できます

ウズベキスタンには、子どもたちの知的好奇心を刺激する世界遺産の数々、鮮やかな市場、優しい現地の人々との触れ合いなど、他では得られない貴重な体験が待っています。

シルクロードの面影が残る古都で、ご家族ならではの特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

この記事を参考に、安全で楽しいウズベキスタン旅行の計画を立てていただければ幸いです。

準備に不安がある方は、旅行会社やホテルのコンシェルジュに相談することもおすすめです。

素晴らしい家族旅行になることを願っています。

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