子どもとの飛行機移動は、空港での待ち時間や移動の負担が大きく、特に長時間の抱っこは親にとって大変な負担になります。
そんな時に活躍するのが、機内持ち込みできる折りたたみ式ベビーカーです。
しかし、「飛行機にベビーカーは持ち込めるの?」「サイズは?」「おすすめの機内持ち込みベビーカーは?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、飛行機にベビーカーを持ち込む方法と注意点、航空会社ごとのサイズ、機内持ち込みOKなおすすめベビーカーについて詳しく解説します!
機内持ち込みできるベビーカーを購入した理由
機内持ち込み可能な折りたたみベビーカーを購入したきっかけは、1歳の子どもと飛行機で一緒に行った北海道旅行でした。
これまでは新幹線や車での移動が多く、A型のベビーカーを使用していました。
しかし、飛行機を使う旅行ではA型ベビーカーが大きすぎて、手荷物として持ち込むことができません。
飛行機に乗る直前までベビーカーを使用し、飛行機を降りた後もすぐに使えるようにするために、コンパクトに折りたためるベビーカーを購入することにしました。
また、空港でのベビーカー貸し出しサービスもありますが、台数が限られているため借りられない可能性もあること、観光中もベビーカーが必要だったことが購入の決め手となりました。

旅行中は歩く時間もと比べて長くなり、荷物なども多くなります。
いつもは抱っこ紐でよくても、旅行で長時間耐えれるかどうかイメージしてみると良いと思います。
また、子供椅子がないお店に入っても、ベビーカーで子供にご飯を食べさせたり出来ますし、子供のお昼寝中ずっと抱っこしている必要がないので、本当に便利です。
台湾に行った際にとても気温が高く、抱っこ紐をすると子供も親も厚くなりすぎてしまうため、ベビーカーで移動出来てホウン等に良かったと思った経験もあります!
飛行機にベビーカーを持ち込む2つの方法
飛行機にベビーカーを持ち込む方法は、機内持ち込みと手荷物預け入れの2種類があります。それぞれの方法と注意点を解説します。
① 機内持ち込みする方法
ベビーカーを折りたたんで、機内の収納棚に入れる方法です。
到着後すぐに使用できるのがメリットですが、航空会社によってはサイズ制限が厳しいため、コンパクトに折りたためるベビーカーのみ持ち込みだけが可能です。
注意点
- 持ち込み可能なサイズ・重量が航空会社によって異なる
- ベビーカーを持ち込む場合、他の荷物の機内持ち込みが制限される場合がある
- 一部の航空会社では、ベビーカーの機内持ち込みが不可
② 手荷物として預ける方法
出発前に手荷物カウンターでベビーカーを預け、貨物室に収納する方法です。
多くの航空会社でベビーカーの預け入れは無料で、サイズや重量の制限もありません。
注意点
- 預けたベビーカーが荷物受取所で出てくるまで使えない
- 破損や紛失のリスクがあるため、カバーをかけたりネームタグをつけるのがおすすめ
航空会社ごとの機内持ち込み可能なベビーカーのサイズ・料金
国内大手航空会社 JAL・ANAの機内持ち込みルールを比較しました。
航空会社 | 国内線 | 国際線 | 持ち込みサイズ | 料金 |
---|---|---|---|---|
JAL | 〇(制限あり) | ×(不可) | 3辺の合計が115cm以内 | 無料 |
ANA | 〇(制限あり) | 〇(制限あり) | 3辺の合計が115cm以内 | 無料 |
国際線ではJALは機内持ち込み不可、ANAはサイズ制限内であれば可能です。
国内線の場合は、JAL・ANAともに持ち込み可能ですが、機材によってサイズ制限が異なるため、事前に確認が必要です。
機内持ち込みOKなおすすめベビーカー3選
ここからは、機内持ち込みできるおすすめベビーカーをご紹介します。
① サイベックス リベル(B型ベビーカー)
- サイズ:32×22×48cm(3辺合計100cm)
- 重さ:5.9kg
- 特徴:超コンパクト設計で、100席未満の国内線にも持ち込み可能
- メリット:リクライニング機能、衝撃吸収機能付きで快適


我が家ではこちらのベビーカーを購入しました。
とても小さくなるので、畳んでおけば玄関に置いていても全く邪魔になりませんし、車に積み込む際も荷物が多い時でもベビーカーが場所を取らずとても助かっています!
新幹線でのワンオペ移動から、普段のお昼寝させたいときに子供を乗せてのお散歩までとても重宝しています。
北海道旅行だけでなく、台湾や韓国旅行にも持っていき、とても助けられました。
②KATOJI 旅行ベビーカー ミニバギー
- サイズ:39×17×35cm(3辺合計91cm)
- 重さ:5.8kg
- 特徴:生後1ヵ月から使える。超コンパクトに折畳みが可能、収納袋付きで方にかけての持ち運びも出来る。
- メリット:リクライニング機能付き、コンパクト設計
軽量ベビーカーと一緒におすすめなのが「ベビーカー持ち運びベルト」
ベビーカーを持ち運ぶ際に使用できるベルトです。
何よりも嬉しいのが、ベビーカーを肩に掛けられるので、両手を空けることが出来るところ。
子連れ旅行は何かと荷物が増えてしまうので、ベビーカーで片手がふさがってしまうのは正直避けたいところです。
それを解決するのがベビーカー持ち運びベルトです。
取り付けや、長さも調整も簡単に出来てとっても便利です。

購入する以外の方法
既にB型ベビーカーを持っている方や、買っても気に入るか分からないという方もいるかと思います。
購入する以外の方法についても記載していきます。
現地でレンタルする
日本では空港やホテル、ショッピングモールや観光地でも、レンタルのベビーカーが用意されているところは多々あります。
使用する施設などにあるのであれば、事前に連絡して予約や貸し出し可能かの確認をしておくことをおすすめします。
レンタルでの問題点は、どんなベビーカーか現地に行ってみないと分からないことと(子どもによっては、乗りなれないベビーカーに乗車拒否することも)、別途料金がかかる場合があることです。
また、現地でレンタルする場合は、家から空港まで、また、空港からホテルまではベビーカー無しで移動することになります。

海外に行く際には、ホテルやショッピングモールなどの施設であっても、現地でレンタルできるケースはほとんどないと思っておきましょう。
実際、韓国・台湾・香港・中国・イタリア・ウズベキスタンと行きましたが、日本のようなサービスは全然ないです。
旅行の期間中だけレンタルする
レンティオなどのベビー用品のレンタルを取り扱っているサイトを利用すれば、気になるベビー用品をレンタルできます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取ることも可能です。
ベビーカーを家から空港やホテルまで送る
最後の方法は、ベビーカーを郵送しておく方法です。
事前にベビーカーを空港やホテルに郵送することで、持っていく手間や荷物を減らすことが出来ます。
この方法の問題点としては、移動時にはベビーカーを利用できないことと、郵送する手間や配送料がかかることです。
まとめ
子連れでの飛行機移動は大変ですが、機内持ち込みできるベビーカーがあれば、移動がぐっと楽になります。
機内持ち込みする場合は、航空会社のサイズ規定を事前にチェックし、 機内への持ち込みが難しい場合は、手荷物預け入れも検討しましょう。
旅行や帰省をより快適にするために、ぜひ自分に合ったベビーカーを選んでください!
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